カジノ建築と設計におけるアドバイス

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カジノは顧客にお金をできるだけ儲けてもらうのが目的です。しかし、潜在的な収入源を主要ビジネスのみに限定するのは、利益を追求する上で不十分かもしれません。運営コストにも注意が必要です。カジノでは多額の光熱費がかかるため、カジノオーナーは経費削減に関しても十分に取り組むことも極めて重要です。

今回は、カジノを運営される方のために、お金を稼ぐという顧客の目的を達成させながらも、同時にカジノの運営コストを削減する方法についてご紹介します。以下の提案は、常連客にできるだけ長くカジノにとどまってもらうことを意図して考えられたものです。

1. 壁に窓を設けない

大半のカジノには窓や時計が設置されていませんが、これは顧客に時間を感じさせないようにする工夫です。このような設計上のトリックは、顧客が夜遅くまでカジノで過ごしても、不安になったりせずにギャンブルを続けられるようにするためのものです。

2. 迷路のような間取りにする

カジノの出入り口は、すんなり到達できないように工夫されています。カジノの設計者は、顧客が新しいゲームやアクティビティーを試したくなるように仕向け、なるべく長くカジノ内にとどまるような工夫をする必要があります。「パッド」ゲーム、バー、その他の「障害物」を出口に到達するまでの経路に設置してみましょう。

3. 顧客の居心地の良さを追求する

ダイニングルームやバーをカジノの設計に必ず含めましょう。これらは一般的に顧客をカジノ内にとどめておく上で重要な役割を果たすものです。また、喫煙専用スペース(または禁煙スペース)を設けることも大切です。カジノは年間最大5千万人の非喫煙者を迎えているからです。

さらに、顧客のために屋内の空気を快適に保つ必要があります。設計上の観点から言えば、HVAC (暖房・換気・冷房)システムと施設内に広範にわたって設置された換気装置の両方が必要となります。

第一に、カジノのHVACシステムが、大量の汚れた空気を定期的かつ効率的に新たに送り込まれる快適な空気と置き換える機能が不可欠となります。 

次に、顧客が冷暖房を常に快適に感じられるようにします。そのためにはHVAC空気拡散装置をフロア内のできるだけ顧客に近い位置に設置する必要があるかもしれません。しかし、そうするためには床下空気拡散方式のHVACシステムが必要となるでしょう。

4. 床上げ式フリーアクセスフロアを活用する

床上げ式フリーアクセスフロアとは、実際の床の上に一定の空間を開けて別の床を重ねたものです。その用途は、実際の床とその上の床との間のスペースに光ファイバーケーブル、電線、配管その他のMEP設備を配備するためで、プレナムと呼ばれます。床上げすることによってフロアスペースの面積全体を有効活用でき、その一段高いフロアをラウンジ、食事をするスペース、バー、その他のサービスエリアとして利用することができます。

さらに、その床上げしたフリーアクセスフロアは、例えばIPベースの新型ゲームマシンなどをインストールするための光ファイバーの接続に活用でき、将来を見越したカジノ環境を整えておくのにも役立ちます。最後に重要なことですが、床上げ式フリーアクセスフロアには床下空気拡散方式のHVACシステムが必要となります。

5. 常連客がゲームや食べ物・飲み物を見つけやすくする

これは3番目の項目の続きともいえますが、設計上の重要な項目の1つに挙げられます。単に食事をするスペースを設けるだけでなく、ゲストが容易に見つけられる場所に設けることが極めて重要です。